私の小さい頃と自分の家の周りの風景がものすごい変わりました。
ほとんど田んぼだったところもいつの間にか家になってて。
前はあの向こうの家が見えてたのに今ではそんなの見えるはずも無い。
最近では、唯一の林っぽいところも全部切り倒されてアパートが出来てた。
もうあの道でセミの鳴く声を聞くことはないのだろう。
水撒きをしていたおばあさんも、もういないと思う。
こんなに変わっていった周りの風景と日常。
私が一番夏を感じられたのは小学校のときだったと思う。
毎年、プールには行っていたけれどそれ以上に家で過ごす時間。
麦茶を飲みながら風の通るリビングのソファで甲子園を毎日見ていた。
夏だった。
今、こんなにも夏が嫌いになったのも周りと、日常と、そして私が変わってしまったからなのだろう。
(『忘れものノート』 暮雨 著)
なんちゃって。
言ってる事は確かにそれです。ちょっとよくある感じに書いてみました。
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